デチューニングという言葉を聞いた事がございますか?自動車メーカーが誰でも乗れるように出せる馬力を封じ込める為に行う手法なのですが、これが行われなければならないほど速いエンジンはRB26でした。そもそもレーシングカーへのエンジンとして開発されたエンジンですから普通に400馬力以上は出てしまう、それを見事に封じ込めて280馬力の市販車として発売された品こそ第二世代GT-Rです。ノーマルで8000回転のレッドゾーンエンジン、ツインターボ、6連スロットルとそれをトラクションとして地面に伝えるFRベースの4WDアテーサ、今考えてもこんな素晴らしい機械はもう出る事は無いと思います。こんな素晴らしい品々を世に出せた時代もさることながら、技術的に可能にした日産は凄過ぎて言葉にならなかった。こんな時代はもう二度と来ませんし、EVの速さは素晴らしいのですが家電の様な感じが否めない。機械ではないという時計にも通じる機械的な素晴らしさの再考。今でも機械式の時計がもてはやされるのと同じ様に機械としてどれだけ素晴らしかったのか。本物と言われる品とEV等の大量生産品の違いはご理解頂きたいです、そして大量生産品がもう既にこの価格で売られている、機械が再認識された後の後世には当たり前の様に...
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