この年末に海外事情の話ですが、砂漠の走破性能や気軽さ、乗り易さから海外で意外な人気車種は...軽トラです。日本でも一時期有名でしたが赤帽の軽トラックが数十万キロ走るという軽自動車なのに凄い耐久性と回るエンジン、その他に於いても利便性等で日本でも人気でしたがそれが今や世界中で認められた価値という時代です。当時からサンバーは農道のポルシェ何て言われていましたが今やフェラーリやランボルギーニに例えられる時代です。その最たる年式もまた当時の一番お金がかかっていた頃の年式の軽トラという事になります。今のエンジンはとてもそんなものではなくなりましたが当時のエンジンは本当に素晴らしかった。その年式の軽トラが高値で取引されております。新しい品こそ最高という考え方は世界には無く、良い時代の遺産として建造物も工業製品も本質で認められます。更にメイドインジャパンが誇れたその当時の品こそ日本が誇るべき時代の品々です。レース、WRC等の世界に通じる性能や造りが見て取れます。現代の品物は環境性能や規制で牙を抜かれた状態ですのでメイドインジャパンの素晴らしさを感じる事が出来ない。本質はどちらかというとコンペティッティブな状況から生まれ、切磋琢磨で磨かれる。現代の工業製品とは売る為の品物であり当時は競い合って切磋琢磨した末の芸術品です。素晴らしい時代の産物。海外は本質を見ていますので日本とは少し違った考え方でしょうか。
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