自動車の世界も

自社開発がままならない自動車メーカーの協業が進んでいます。エンジンの自社開発に予算を回せないメーカーは海外メーカーからエンジンの供給を受ける、業務提携しながら巨大な資本が形成されていくという流れです。これはどの業種にも当てはまりますが大きな資本化する流れで統合の時代です。メインストリームとなる品が無く多種多様になればなるほど多くに資本を分散出来ません。ご理解頂きたいのは、そういう時代であるが故に労働力と言う観点からはますます少ない人数で数をこなしますし、多くは一つ一つの単価をあげなければ持続出来ない時代であるという事です。多くの国々では価格が下がるという事は無く単価が上がるのは当然です。自動車業界で言えばそもそも安く販売出来るEVやハイブリットがもっと安く製造出来る某国の方向に進み、反対に真逆でEU等はブランディングにより高級化がますます加速して両極となります。安い品はますます安くなり高い品々はますます高くなる。EU圏がEVやハイブリッドになかなか移行出来ない理由がこれです。分断の時代と呼ばれているのはこういう所に起因します。

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群馬県高崎市にて輸入車並びに趣味性の高い国産中古車両販売を手掛けております。

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