当時のアウディー、ラリーで勝つ為に作られた車両は専用車両です。専用車両とは実用は考えない専用車両。勝つ為に作られたので明らかにおかしなトレッドやホイールベース、アクセルを抜くといきなり変化する挙動。市販車では考えられないギミックが多数で、当時のシャシは特にこのアクセルに敏感に反応するハンドリングだったと言えます。安定性よりも曲がる事への追求だったのか、当時の技術の限界だったのか。本物とは専用機なのだなと考えてしまうそれ専用。そう考えると今になってトヨタの車輛が提唱するカローラ4ドアなのに二人乗りだったり、勝つ為だけのパッケージングは当時のそれです。最初に戻ったという事でしょうし、これが電気自動車だと単なるラジコン,,,自動車という文化で考えた場合にはエンジンありきでのパッケージングです。スーパーカーと呼ばれる車種は速さだけに特化した専用機。それ以外は考えていないという潔さです。だからこそ価値がある。
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