4WDという機構は日本では当たり前ではないでしょうか?では世界ではいかがでしょうか?世界で4WDが販売されだしたのは結構最近で、4WDというだけで世界的には非常に高級な品であり、安いクルマには存在しなかった機構です。そんな品を世界に広めた、しかもスポーツタイプとしてとなるとこの日本車こそエポックメイキングだったという事です。世界に打って出た技術、世界の凄い自動車メーカーとしてスバルや日産、そして三菱は評価が高い。当時初期の品々は結構弱かった...と言うのは本当で、誰もが忘れている?パルサーGTI-Rも全てノーマルでは問題無い物も改造するとミッションが壊れる。では改造しなければ良いのでは?と考えるのが普通ですが、時はWRC戦国時代、何故だかユーザーの期待に応えたスポーツ4WDの改良を重ねた自動車メーカーのチューニングヴァージョンが実は多数存在します。メーカー謹製のチューニングヴァージョンは限定車だけではなく、インプレッサなら最終型の6型だったりGT-RならBCNR33以降の品となります。インプレッサは凄過ぎてもう話にならない。4ドアベースが通常のボディーを2ドアに変更してまで世界で最速を手に入れるという入れ込みようです。伝説と言われた22Bはもう別格で神の領域ですが、こっそりひっそりGC8の6型最終のインプレッサも実はメーカーフルチューニングモデルと言えます。ノーマルでフルチューニング、しかも専用品多数の専用機であの価格???世界に当てはめたならもちろん今なら数千万円レベルの品だったのですよね。しかも今でもそんなパッケージングは存在しませんし2度とございません。GT-Rで言えば今でいうTスペック以上でしょうね、比べようが無いのはマニュアルだからです。チョッと意味が分からないほどのお宝だったりします。
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