チャレンジの出来た当時

トヨタがMR2を製作した時にはビックリしましたし、AW11時代にはスーパーチャージャーという機構まで付いていた、今となってはなかなか考えられない事が当時の自動車メーカーには可能だったという事です。伸び盛りの時代、チャレンジの精神、失敗を恐れない行動、成熟した状態では望めない事が出来た良き時代の産物を丁度楽しめた私達の時代に感謝です。コストと整備性を考えると大企業にはもう出来ない事が多いです。だからこそビルダーとして小規模で生産体制を整えて自分のエゴを通せた時代の産物は非常に魅力的に映ります。しかもそれをあの価格で販売出来た時代背景こそ私達の時代に与えられた宝の時間だったのでしょう。機能美や突飛なレイアウトは市販車としてはもう成り立たない。スーパーカーがそうであるようにその昔のチャレンジングな時代の産物はプライスレスだったという事です。