素晴らしい機械

初めてハコスカと呼ばれるレーシングエンジンのデチューニング版を搭載した市販車を見た時に何が凄いかと言えばエンジンの存在感でした。車体に対してエンジンが凄く大きく見えた印象でしたが、現代そのハコスカを見たとしても全く同じ印象で車体の大きさの割にエンジンの存在感が強烈な印象を与えます。素晴らしいエンジンがそこにあり、そのエンジンが載っている事こそ重要で見た目から受けるインパクト共に凄味を感じる当時の強烈なイメージが今でも目に焼き付いています。このエンジンを手に入れたいと思えるS20型エンジンから次はRB26型エンジン、ハコスカの強烈な印象からエンジンがスタイリッシュになった印象でしたがインパクトは凄かったです。そんな素晴らしい機械としての遺産はもうなかなか出て来ません。エンジンありきの車種選び、そういう時代が有った事は今でも懐かしく思います。