レースやラリーへの出場を考えたエンジンは素晴らしい素材です。市販車に積み込む時にはデチューニングされて積まれていますがこの馬力の開放もチューニングというカテゴリーになります。市販車の馬力規制が当時は280馬力までとなっていましたのでその数字まで落とし込む事で馬力を封印し市販車として販売されていましたが開放するとこちらのRB26エンジンも直ぐに400馬力となります。280馬力と400馬力では音や雰囲気も別物というこの解放こそ醍醐味です。輸入車もしかりですが本来出るはずの馬力の開放はターボエンジンなら意外にも簡単です。ある程度このECUやDMEのコンピューター制御の時代ではデータによる性能アップや燃費アップ、その他色々な事が設定出来ます。昭和の終わり頃から新しい時代に突入しコンピューター制御の品々。キャブレターからEFIへ、仕組みを知れば整備修理だけではない世界が広がっています。
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