海外富裕層の方々の考え方では使用目的に合った品を選ぶという至極当然な選び方をします。それは機械式の時計にも通じる使用目的毎に品を持つという考え方です。ヨットに乗るならコレみたいな感じでしょうか。ココ日本では少し違い自動車なら居住性と共に速さを等その昔から付加価値を求めて色々な商品が出来ていたという日本ならではの考え方もありますかね。また遅そうな車輛が速そうな車輛に勝てたら格好良い...という少し穿った考え方をしますし格好良いモノを素直に格好良いと認める事が出来ないというか何というか...そういう日本ですしそこが日本の品々の素晴らしい所だと思っております。それが昨今では時代と共に日本の若い方々の好みも欧米化してきているという感じでしょうか。海外のニーズは至極単純です。だからこそ昨今の日本の過度な付加価値の行き過ぎが世界から敬遠されだしたとも言えます。単純明快を好む世界の方々、ダイレクトな好み。必要ないモノは付いていなくても良い、そして必要な所に必要な物だけが欲しい。考え方があまりにも違う、分かり易い価値が欲しい海外の方々にあれもこれもと促すのはナンセンスです。そういう点では海外の方々が欲しいのは本質であり付加価値はあまり求めないという感覚でしょうね。世界の富裕層はこの感覚が研ぎ澄まされているという感じでしょうか。富裕層は物理的に多くを所有する事が出来ますから多くの専用機を求めるのでしょう。
0コメント