逆も

レストモッドという当時の品物を今時スタイルでアップデートする事が世界中で行われだしております。当店にもその世界の流れに乗りませんかという話も結構頂きます。当たり前という感覚ではそれが普通でしょうが当方の考えでは実は全く真逆だったりします。今時のデジタルスタイルを当時のあの何とも言えない懐かしい感じで仕上げてみたいという、自動車のビルダーではミツオカ様の様な仕上げを行いたいという感覚です。最先端？で言えばロータスのエミーラを当時の仕様で仕上げてみたいという感覚です。何となくですがフェラーリやランボルギーニに手を付けると良くない気がして...当方はカスタムという文化を根底に最終的にはノーマルが一番だという結果が出て、更にそこから先祖返りするという段階に入って来ております。個性を出す、他人とはかぶらない、それこそがアイデンティティー。多くのビルダー様もこういう深化？を兼ねて今があり、更にその先で展開がなされるという世界の感覚はこういう流れとなります。