経営者としても経済の考え方からしても資本主義の最終局面に突入の時代背景です。仮に自動車業界を例にとると...という訳ではなく資本主義としての考えで言えば今後はモノが枯渇する時代背景となります。それは何故か?それは大量生産、大量消費、安値競争と言う時代が終わったからです。人海戦術だった過去とは違い今回のコロナから経済の不安定で大企業は何を考えるのかと考えれば答えは自ずと理解出来ます。自動車業界の話で言えばスーパーカーと呼ばれる車輛の新車価格がもう当時と比べて10倍になっております。成熟した企業はこの道を辿りますしモノの生産を抑えます。多くの企業がこのフェイズに入って来ておりますので何等かの新しい道筋としてEVへの移行でしたが、これは安く製作出来るという利点がございましたので最初は一気に舵を切った感はございましたが今はどうでしょうか?安く製作出来ると安く大量に製作してくる企業が出て来ますのでそこは多くの歴史ある企業がその価格競争を好まないという事でしょう。技術はある、資本もある、しかし進み過ぎは危険な領域となり牽制し合います。それはまさに今ですし世界的にこの時期に来ているという事でしょう。経済的観点や技術的観点、そしてもう一つの時代です。
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